天空率ならADS

ADSの建物チェックでエラーがある場合

●計算結果の表示内容について

  ①適合・計画それぞれ100％表示なのに判定が「×」になる
　　デフォルトでは、その差が0.02％以下で「×」表示となります。
　　エラーではありませんが、この部分を非表示にする事が出来ます。
　　手順：
　　  「領域条件1」で「測定点番号表示」のチェックを外す　→　非表示

　②設定していない計画建築物が表示される
　 　道路が敷地よりも低いため、擁璧が計画建物として自動生成されています。
　    （エラーではありません）

ADSでの位置確認は、｢建物編集（天空率測定点リスト）｣で可能

各建築物の位置確認について、ADSのサンプルデータを用いて説明致しますので
サンプルデータを開いてください。

[天空率チュートリアル.cw2]  を使用します。

 

手順：
  「建物編集」→
  「天空率測定点リスト／位置確認」→
    各建築物をチェック→「選択」→
    測定ポイントをクリック→
    マウス右クリック→
  「閉じる」で確定

　＞＞　詳細手順は、ここをクリックすると見れます　＜＜　

ADSでDXFファイルが認識出来ない場合の対処法

●外部DXFファイルがADS上で読込めない場合は、どうするの？
  （与条件→参照図面ファイル選択）

　①サイズが小さく判別できない場合
　　 元のDXFファイルのスケールが整合していない可能性があります。
      手順：「参照図面ファイル」→「開く」→「倍率」にて調整→「確定」

  ②ファイルが読込めない場合
　　 DXFファイルを別のCADソフト等で開いている可能性があります。
      手順：一度終了→再度読込みを実施

ADSの高さの関係

ADSでの高さの設定に関するご案内です。

「道路斜線・隣地高・隣地斜線と日影の考え方」について
まとめましたので是非、ご参照下さい。

　>>　一覧表で確認されたい方は、ここをクリックすると見れます　<<

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■ 高さ設定の説明
     斜線毎に、ファイルを分けて検討（設定）すると、
     １．設定レベルが明確化（単純化）される
     2．変更修正に対応しやすい
     3．印刷結果と照合しやすい

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■ 道路斜線
   　道路面の中心（赤丸のポイント）を設計基準レベルと設定
   　高さは、設計基準レベルからの高さ（断面計画で設定）

　　○一般的な敷地

凡例）．
W：道路幅
TH：高さ
▼Level：設計基準GL

    ○前面道路より高い敷地

凡例）．
W：道路幅
TH：高さ
▼Level：設計基準GL

---

■ 隣地高
     計画する敷地を設計基準レベルと設定
     算出した高さを、与条件→「境界線条件・隣地高」で設定

     ○隣地より１ｍ以上低い敷地

凡例）．
TH：高さ
▼Level：設計基準GL

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■ 隣地斜線と日影の考え方
     GL±０を設計基準レベルと設定
     ３ｍ以内毎に平均の地盤を算出し、与条件→各々「地盤面」で設定

     ○地盤の高低差が３ｍを超える敷地

                                                               

        高低差区域区分毎に
                            隣地高さ制限をみる 

        地盤面高を変更
                 ↓
        建物（ブロック）高に影響無し

          凡例）．
               ▼Level：設計基準GL
                ▼HGL：平均地盤面    

測定面は、平均地盤面
からの高さ

平均地盤の高さが変更
された時は
     ↓
日影規制にて、測定面高さを変更

測定面の高さ(平均地盤面からの高さ)は、
「法５６条の２第１項
・別表第４」参照

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■ 天空率の測定ポイントについて

        ・詳細は、
                    関連基準法規
                     ADSユーザーズマニュアル（リファレンス編）・法規解釈
                    天空率解説書（NPO法人 天空の会 著）を参照願います

ADSでのDXF出力は、｢印刷｣のウィンドウから出力可能です

手順：
ランチャーの「印刷アイコン」→出力形式「DXF(2D)」→出力項目設定
→「確定」→シート上の図面をクリック→DXF出力実行

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ADS Familyでは、斜線・逆日影計算が可能

斜線・逆日影の条件設定でCASE毎に計算が可能です。

手順：
１．「斜線・逆日」→「設定」→各項目を設定（必要CASE分繰り返す）

2.  条件設定の変更・修正は、「編集」→編集後→「適用」→
       「計算」→「確定」

　＞＞　詳細手順は、ここをクリックすると見れます　＜＜　

ADSでの天空率計算の流れについて

ADSの天空率計算までの流れを説明いたします。

○天空率計算に必要な条件
  本敷地、方位、境界線条件（道路斜線利用時）　　
　用途地域・地盤面高
　（道路の接道状況により、道路/交差点設定必要）

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ADSでの建物形状編集について

ADSで作成した建物形状の編集方法を説明いたします。

○与条件入力まで入力が完了している事を前提とします

手順：

【建物の平面形状作成】
　１．「建物」→「建物形状の編集」→建物編集ウィンドウで建物形状入力→
　　　「プログラムの終了」→データ更新を実行

【建物リスト】
　１．建物の高さを設定
　　　プルダウンメニュー「階数依存」に変更→平面表示ウィンドウ→
　　　該当ブロックを選択→「オフセット」に数値入力

　２．ベランダの作成（任意）
　　　建物リストより基本となるブロックを選択
　　　プルダウンメニュー「絶対高」に変更
　　　「種類」→「中空」に変更→「Z」・「ZD（下端の高さ）」に数値入力
　　　「複写」→　高さ→「全体」→「オフセット」→「コピー数」を入力
　　　「確定」→ブロックが作成される
　３．建物チェック
　　　建物リストウィンドウ　→　「チェック」→チェック結果に異常が無いか確認

　＞＞　詳細手順は、ここをクリックすると見れます　＜＜　

＊＊＊　ちょっといい話　　＊＊＊

●建物チェックでエラーがある場合
　
　①座標同一点が「×」になる
　　 入力点が、重複及び図形が不整形の場合が考えられます。
　　 手順：
　　 建物リストウィンドウ→該当建物Noを選択
　　　「座標」→「編集」
　　 マウスにて各座標を選択→平面表示ウィンドウ上で位置を確認
　　 問題の箇所を編集する→「確定」→閉じる
　　 再度「チェック」→チェック結果がOKか確認して下さい

　②平面でない「×」になる
　　 レベルが間違っている場合が考えられます。
      手順：
　　 建物リストウィンドウ→該当建物Noを選択
　　　「傾斜1」ボタン→傾斜面の設定ダイアログ表示
　　 上面→「Z1・Z2・Z3」数値入力
　　 Z1・Z2は水上、Z3は水下を選択→「確定」

ADSの日影規制～断面計画の設定で困ったら参照して下さい

「日影規制・緯度・経度・断面計画」の設定手順について簡単なシートに
まとめましたので是非、ご利用下さい。

　＞＞　シートは、ここをクリックすると見れます　＜＜

ADSの方位と道路の設定で困ったら参照して下さい

「方位と道路」の設定手順について簡単なシートにまとめましたので
是非、ご利用下さい。

　＞＞　シートは、ここをクリックすると見れます　＜＜