ADS-Family 最新版Ver10リリースのご案内
現代の建築設計において、設計者の業務は多岐にわたります。中でも建築物の形態の決定は、土地や容積の有効活用、合理的な構造計画、意匠の創造的展開等に大きく関わります。そして、その決定は建築基準法への適合が求められます。 ADS-Familyは、建築基準法集団規定高さ制限解析専用システムならではのリアルタイムシミュレーションによって、様々な設計フェーズで高さ制限への適合性チェックを容易にし、設計者の創造的な意思決定をサポートします。 企画設計におけるボリュームスタディ、基本設計における斜線・天空率・日影のチェック、実施設計における確認申請図書の作成...。 どんな時も設計者の思考を妨げないADS-Familyが、建築設計をもっと自由で、もっとシンプルにします。
この度、「建築設計をもっと自由に、もっとシンプルに。」をテーマに、高さ制限解析システムADS-Family[ADS-win/ADS-LAX/ADS-LA]をバージョンアップ致しました。 天空率解析機能の強化を中心に、よりシンプルに、より使いやすいADSをお届けします。 是非、ADS-Family最新版Ver10をご利用下さい。
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ADS-Family 最新版Ver10 主な新機能
異幅道路に対応
幅員が一定でない道路や複数の地盤面がある場合もJCBA方式に則した自動設定が可能となります。
道路境界線に対して、始点側幅員・終点側幅員を設定することができるようになり、採用道路幅員が、容積率の算定や2以上の道路の緩和の判定の幅員となります。

異なる地盤面の天空率算定領域の自動グループ化に対応
地盤面ごとに区域区分を行わない天空率算定領域の自動生成に対応し、複数の天空率算定領域を一つにまとめるグループの機能を強化しました。 従来は手動での設定が必要であった複雑な天空率算定領域の設定が容易になりました

拡張子を刷新
ADSファイルと中間ファイルがver10の新機能に対応した拡張子になりました

天空図出力設定の簡略化
日影天空図と天空率天空図に出力の設定を分割し簡略化することで、設定項目が分かり易くなりました

田園住居地域に対応
平成30年改正建築基準法より追加された用途地域「田園住居地域」に対応しました

※「10m」及び「12m」の表記は法第55条による建物高さの限度を示します。
田園住居地域とは・・・
住宅と農地が混在し、両者が調和して良好な居住環境と営農 環境を形成している地域を、あるべき市街
地像として都市計画 に位置付け、開発/建築規制を通じてその実現を図ることを目的とした用途地域です。
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